ギャンブル依存症相談窓口

ギャンブル依存症と向き合うためのブログ

依存症はほかに代替する可能性も

 

 ギャンブル依存症の香月です。

 

 依存症という言葉を聞いて、思い浮かべるのはアルコール? 薬? ギャンブル?

 

 依存症として挙げられているものは複数あります。

 

 ・酒(アルコール)

 ・薬物

 ・ギャンブル

 ・ゲーム

 ・買い物

 ・クレプトマニア

 ・人

 ・SEX

 ・摂食

 

 様々な依存で悩んでいる方々が、私の通う施設にいました。

 

 

 自分のもつ依存を止めている間、意外と他の依存に移りやすいと施設でスタッフに言われました。

 

 

私の場合、ギャンブル依存症ですので、特にゲームや買い物には気を付けるように言われたのを覚えています。また、運動が好きなので毎日5キロ以上走っていたのですが、ランニングも一種のアッパー効果があるといわれ、やりすぎると脳によくない、より強い刺激を依存を誘発してしまう可能性があるとして、そこそこにするように言われました。

 

 

ランニングもだめなの?

 

 

最初はそう思いましたが、ADHDの私は何かに熱中するととことんまでやってしまうことがあるので、ずっと追い込んでいれば危険だという意識は持つようになりました。

 

 

 

ラソン選手や、減量を強いる過酷なスポーツを続けてきた人は、引退後、依存症になる人が多いです。

 

 

私の周りにも、元マラソンランナーでクレプトマニア(窃盗)やギャンブル依存症の方々は数人いました。

 

 

一般の方々からしてみれば考えられない話かもしれませんが、万引きをすることが快楽になってやめられないという依存症も存在するので。

 

 

もちろん、警察に自分の症状を言ったところで、罪は免れません。それを許してしまうと誰もかれもクレプトを利用してやりたい放題の世の中になることは目に見えています。

 

 

本人からすると理解してもらえないのは非常に心苦しいことだと思います。ギャンブルやゲームをやりすぎても時間とお金を失うだけですが(犯罪につながる可能性も多々ある)、クレプトは社会的に処罰を受けることになるのですから。

 

 

財布にお金はある、払うのが惜しいわけではない。

 

 

その行動、スリルが、やめられないという厄介な行動嗜癖です。まだまだ認知されていないので、回復する方法はクレプトマニアどうしでミーティングをして思いを共感するか、ほかのアディクショングループに参加してミーティングを繰り返すしかないでしょう。

 

 

この記事を読んでくださっている方々はほとんどがギャンブルでお悩みの方だと思います。

 

 

しかし、自分はギャンブル以外は大丈夫だと油断してはいけません。

 

 

お金を失い、食べるものがなくなり、つい、コンビニで万引きをしてしまったことがきっかけにそれが依存となって抜け出せなくなるかもしれない、まずはギャンブル依存を直すことが生活を健康的なものに戻すことだと……。

 

 

頭ではわかっているんですけど、そういう方々ばかりだと思います。

 

 

分かっているなら、考えているなら、向き合えたなら、行動すべきです。

 

 

LuiRui138ss@outlook.jp

 

 

私やギャンブル依存症の方々の人生が、いまよりもよくなることを願っています。